美髪のためのホームケア(ヘアブラシ編)

こんにちは。髪質改善美容室NAOSです。
髪を梳かすときやヘアセットにも使うヘアブラシ。あなたはどんな基準で選んでいますか?
素材や形状によって、向いている髪質や用途、逆に不向きな場合もあるんです!

髪に合ったヘアブラシを使うだけで、髪にツヤが出たりハリを取り戻せるかもしれません。

目次

ヘアブラシの効果

ヘアブラシの大きな役割は『頭皮ケア』『ツヤ出し』『汚れを落とす』です。

頭皮は体の中で最も高い位置にあるため、重力の関係で血液が行き続きづらい箇所ですが、
くしで頭皮を刺激しマッサージをすることで、頭皮の血行が良くなります。血行促進により毛髪をつくる細胞に十分な栄養や酸素が行き届くことにより健やかな頭皮を保つことができます。
ヘアブラシのマッサージ効果で、抜け毛対策やお顔のリフトアップにつながるなど、ヘアブラシを使う事は、アンチエイジングや美容効果があります。

また、ブラシで髪をブラッシングすると、頭皮から分泌される油分が毛先まで行き渡ります。髪からでる油分は決して不潔なものではなく、天然のトリートメントやオイルのようなもので保湿効果が得られ、髪にツヤが出ます。ブラッシングにより髪の油分が髪の根元から毛先に広がることによりキューティクルが整い、本来のツヤを引き出すことができます。


さらに、ブラッシングには『汚れを落とす』効果もあります。
シャンプーの前にブラッシングをする目には見えない汚れやほこり、スタイリング剤などの汚れがたまります。ブラッシングをすることによりある程度汚れが落ちることにより、シャンプーの泡立ちがよくなり、消費量を抑えたり、モコモコの泡を使うことにより摩擦による髪のダメージを防ぐこともできます。
このように自分の髪質や目的に合った良いヘアブラシを使うことで、しっかり美髪に整える事ができます。

ヘアブラシの選び方

頭皮ケアとツヤ出し、それぞれの役割を担うブラシは多種多様です。
自分にあったヘアブラシで艶髪を目指しましょう。

髪に自然なツヤを出したい人向け(豚・猪毛ブラシ)

豚や猪の毛を用いた獣毛ブラシ。
過度な油分や水分を含んでいたり、人間の性質に使い材質だったりと、毛の種類によって独特な特徴があります。
・豚の獣毛ブラシ→柔らかい髪質の方におすすめです。
・猪の獣毛ブラシ→豚よりも毛が硬いため、太め&硬めの髪質の方におすすめです。

密度が高いブラシですが、どちらも静電気が起きにくく、髪に自然なツヤとハリを出すことができます。
ただし、濡れた髪のブラッシングはキューティクルが開いた状態なので、なるべく避けるのがソフトに。
なるべく乾いた状態で、頭皮への適度な刺激を感じながらケアしてみてください。まとめ髪も綺麗に出来るので、試してみてください。

【おすすめ(豚獣毛)】La CASTA (ラ・カスタ) ヘッドスパブラシ

(出典:amazon.co.jp)

【おすすめ(猪獣毛)】ジョンマスターオーガニック コンボパドルブラシ

(出典:amazon.co.jp)

抜け毛予防やリフレッシュしたい人向け(パドルブラシ)

パドルブラシとは、カヌーを漕ぐパドル=櫂(かい)の形に似ていることから名付けられたブラシ。
サイズが大きく、ピンの密度が低いことが特徴です。
空気穴があるためクッション性に優れ、 頭皮マッサージ用として使うこともできます。

ブラシの根元に弾力があるため、心地よい刺激で頭皮をマッサージすることができます。
髪が濡れている状態でも使用できマッサージ→ドライヤー→ブローと、1本で3役をこなせる優れものです。
さらにマッサージの際は、専用のオイルを使うとより効果的!
大きめサイズだと一度に広い面で髪にフィットするため、ロングヘアの方も楽にブラッシングができます。

【おすすめ】AVEDA アヴェダ パドルブラシ

(出典:amazon.co.jp)

頭皮の痒みや毛穴づまりに悩む人向け(スカルプブラシ)

シャンプーブラシとも呼ばれ、シャンプー中のブラッシングに使われるスカルプブラシ。
弾力のあるピンで頭皮をマッサージしながら洗うので、毛穴の汚れを掻き出しシャンプーの洗浄効果を高めてくれます。

指だけでは取れない頭皮の汚れも、このブラシがあれば驚くほどスッキリ!
ブローした後は髪が根元からふんわり立ち上がるほど。シャンプー中のマッサージに加え、簡単なブローにも使えます。
顔周りにフィットする形のため、こみかみ、生え際付近のマッサージ&リフトアップにも効果的です。

【おすすめ】スカルプブラシ ワールドプレミアムロング

(出典:s-heart-s.shop-pro.jp)

髪のボリュームが多い人向け(デンマンブラシ)

デンマンブラシはイギリスの「デンマン社」と言う会社から発売されているブラシの総称です。
ピンはナイロン製で耐熱性に優れており、サロンではブローの際によく使用されるています。
サイズ展開もあるため、髪の長さで使い分け可能です。
髪の長さや髪質を問わず使える扱いやすいブラシです。
特に密度が低いため多毛の方にオススメ。キューティクルの大敵である静電気も起こりにくく、どなたでも自然に髪の絡まりをほぐしてくれます。
全体のブラッシングの他に、ブローで内巻きをする際にも活躍します。

【おすすめ】デンマンブラシ D4 Nブラック

(出典:amazon.co.jp)

うねり毛や傷んだ髪に悩む人向け(クッションブラシ)

土台部分が柔らかい素材でできているブラシ。
ブラッシングする歳、頭皮に余分な力がかからず優しくケアできるのが特徴です。主にツヤ出しを目的として行われています。
頭皮への負担が少なく、ツヤ出しに最適です。
髪の上から下へのやさしく滑らせることで、まとまりのある艶髪が手に入ります。
また、髪の根元と生えている方向とは逆にブラッシングをすることで、ふんわりとしたボリュームがあるヘアスタイルに。
さらに、細毛・柔毛でもしっかりとキャッチし綺麗なまとめ髪を作ることができます。

【おすすめ】デンマン クッションブラシ D82

(出典:amazon.co.jp)

スケルトンブラシ

ピンの間隔が空いた目が荒いタイプの種類です。
手櫛のように髪をとかすことができ、濡れた髪でも摩擦がかからずキューティクルにダメージを与えないことが特徴です。
パーマヘアにも使いやすいブラシです。

【おすすめ】デンマンブラシ D200 ブラック

(出典:amazon.co.jp)

髪質や使い方に合ったヘアブラシを使うことで髪にツヤが出て、まとまりやすくなるためでなく、ブラッシングで頭皮の血行が促進され頭皮も健やかになります。
健康的な髪や頭皮のためにも、ヘアブラシをぜひ活用してみてください。

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