美髪のためのホームケア(ドライヤー編)

こんにちは。髪質改善美容室NAOSです。
髪の毛を乾かす際に何気なく使っているドライヤーですが、実は正しい使い方を正確には知らない方も多いのではないでしょうか?

間違った方法でドライヤーを使用し続けてしまうと、髪の毛を痛めてしまうこともあります。
そこで今回は、より美しい髪の毛を目指すために、正しいドライヤーの使い方をご紹介させていただきます。

まずは結論から。正しいドライヤーのコツを5つお伝えします。
・キューティクルを傷めないタオルドライをする
・ドライヤーを根本から当てる
・髪とドライヤーの距離は10〜15cm
・手指を使って風のとおり道を作る
・最後に冷風で仕上げる

これだけではわかり辛いと思いますので、ここからそれぞれ詳しくご説明させていただきます!

目次

ドライヤーで素早く乾かし、髪の毛の痛みを軽減

そもそものお話ですが、髪の毛を洗ったあとは濡れたままにせず、なるべく早く乾かしましょう。
理想はお風呂上がりの15分以内です。

濡れた状態の髪の毛は、キューティクルが剥がれやすく痛みやすい状態です。そのため早く乾かすことで、ダメージを軽減することができます。
さらにせっかくトリートメントなどで補った栄養分もキューティクルを開いている状態だと、外に流れてしまいやすいため、早く乾かすことで髪の中に留めておきやすくなります。
また、自然乾燥など長時間髪が濡れたままだと、頭皮に入る常在菌が繁殖し、臭いやベタつきといった頭皮トラブルの原因にもなります。

髪の毛を手早く乾かすポイント

①キューティクルを傷めないタオルドライ

ドライヤーで髪を乾かす前に、まずはタオルドライして髪の表面の水分をしっかり取りましょう。
水分は髪の根元に溜まりやすいので、タオルの上から頭皮を指でつまむようにはじいて、頭皮をマッサージするように水分を取るのがおすすめです。

タオルで髪をゴシゴシと乾かすと、摩擦でキューティクルの剥がれや傷みが引き起こされます。
タオルで髪の毛を挟むように優しくパタパタと叩くイメージで水分をタオルに吸わせていくのがコツです。
しっかりタオルドライすることで、ドライヤーを髪の毛にあげる時間が短縮できます。

②強温風で根本から乾かす

髪の毛全体のうち根元が一番乾きづらいため、最初にドライヤーを当てましょう。
髪の毛が多い後頭部の下から根元に風が当たるように乾かしましょう。
根元が全体的に乾いてきたら、中間から毛先にかけて乾かして、髪の毛全体の8割ほど乾かしてください。

ポイントは根本を先に乾かすことです。先に毛先から乾かし始めると、乾きやすい毛先に、余分に温風が当たり乾かしすぎにつながります。
パサつきの原因になるので、乾いた髪の毛には、できるだけ温風を当てないことを心がけてみてください。

③弱風で髪型の基本を作る

前髪を整えたり、トップのボリュームアップ髪の毛の広がりを抑えたりしたい場合は、8割程度乾かした後にドライヤーの弱温風やセットモードを使って整えていきましょう。

弱温風を使う際は、髪の毛を乾かすと言うよりは、くせをつけるイメージで仕上げていきましょう。
乾かす前にまずどんなスタイルに仕上げたいかを頭で思い描くとスムーズなヘアドライがしやすいです。

④冷風で仕上げる

最後に冷風を使って髪の毛を整えてから乾かしていきます。
仕上げに冷風を使うことで、くせを固定し、ヘアスタイルを長時間キープしやすくなります。
根元から毛先に向かって冷風を当てると、キューティクルが開いて艶も出やすくなります。

また冷風にすると、髪の毛が乾いているか濡れているから判断がつきやすいため、乾かしすぎを防ぐこともできます。
冷風をうまく活用することで、美容院帰りのような髪の毛に整えやすくなります。

ドライヤーを正しく使うコツ

普段何気なくドライヤーを使っている方も多いかもしれませんが、正しい使い方を意識することでよりキレイな髪の毛を目指すことができます。

①風は上横後ろから当てる

ドライヤーの風は、乾かしムラが起きないように上、横、後から当てましょう。
右側を乾かす際には、右手でドライヤーを持ち、左側を乾かす際には、左手に持つようにすると、うまく壁が行き渡ります。
トップにボリュームを出したいときは、分け目を作らないようにドライヤーを当てると良いでしょう。

②ドライヤーの温風は同じ場所に当て続けない

同じ場所にドライヤーの温風を当て続けると早 乾くイメージがあるかもしれませんが、実は温度が高くなりすぎて髪の毛が痛んでしまう可能性があります。
ドライヤーを小刻みに揺らしたり、髪を手で動かしたりしながら、温風を髪の毛全体に行き渡らせることが正しいドライヤーの使い方です。

③ドライヤーは髪の毛から10〜15cm程度離す

ドライヤーが髪の毛に近すぎると熱でダメージを与えてしまう可能性がありますが、離れすぎると逆に乾きづらくなってしまいます。
ベストな距離は髪から10〜15cm程度離れた距離です。簡単なコツですが適度な距離で乾かすことが、きれいな髪を維持する基本です。

④手で風の通り道を作る

髪の毛の根元にドライヤーの風が当たるように、ドライヤーを持っていない側の手指を使って、内側から髪の毛を持ち上げ風の通り道を作りましょう。
そこにドライヤーの風を当ててみてください。濡れた髪に温風がしっかり当たることを意識しましょう。
手指を使うことで、熱を適度に逃してくれることもメリットです。

⑤髪の毛を軽く引っ張りながら乾かす

髪は乾く過程で形が固定されるので、ある程度乾いたら、髪の毛を軽く引っ張りながらドライヤーを当てるとくせが伸びやすいです。
目安としては全体が8割程度。乾いた時に行うのがおすすめです。
前髪等のくせもしっかり引っ張って乾かすとくせの強さにもよりますが、結構伸びることが多いです。
髪を引っ張った方向と同じ根元から毛先に向かってドライヤーをあててみてください。
仕上げに冷風を当てるとくせが固まりやすく、長時間スタイルをキープしやすくなります。

美髪に近づけるヘアドライ術

①洗い流さないトリートメントをつける

タオルドライ後、ドライヤーを使う前に洗い流さないトリートメントをつけると、髪を熱から守りまた仕上がりのツヤを増すことができます。
理想のヘアスタイルや、現状の髪の毛に合わせたトリートメントを選ぶこともポイントです。
8割程度乾かした後に、もう一度洗い流さないトリートメントをつけると良いでしょう。

②分け目を指1本ずらして目立たなくする

ドライヤーの後に分け目がくっきりして気になるというお悩みを多いと思います。これは分け目が固定されていることにより目立って見えているので、
左右どちらでも構わないので、分け目を指1本分ずらして乾かしてみてください。
いつもと少しだけ分け目をずらすことで、地肌が目立ちにくくなり、さらにボリュームアップ効果もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
繰り返しになりますが、正しいドライヤーのコツは次の5つのポイントになります!

・キューティクルを傷めないタオルドライをする
・ドライヤーを根本から当てる
・髪とドライヤーの距離は10〜15cm
・手指を使って風のとおり道を作る
・最後に冷風で仕上げる

正しいヘアケアを毎日続けていただければあなたも艶髪を目指すことができます。まずは毎日のヘアケアから。できることから始めていきましょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次