【傷みにくい新世代の縮毛矯正】弱酸性ストレート

こんにちは。髪質改善美容室NAOSです。
今回は当店で提供している弱酸性ストレート(縮毛矯正)について、
普通の縮毛矯正との違い、メリット・デメリット、こんなお悩みにおすすめ、施術頻度についてお伝えしていきます。

こちらは弱酸性ストレートの施術事例です。

目次

弱酸性ストレートとは?

弱酸性ストレート(縮毛矯正)の一番の特徴が、名前の通り弱酸性の薬剤を使うことです。
一般的な縮毛矯正はアルカリ性の薬剤を用いますが、弱酸性ストレートはpH5.5付近の弱酸性の薬剤を使ってくせを矯正する新しい縮毛矯正です。

弱酸性の何が良いかと言うと、
①髪のpHも弱酸性なので、施術によるpHの変化を最小限に抑えられます。
②そのため、髪の毛を必要以上に傷つけず、ダメージを最小限に留めた施術が可能となりま
す。


一般的なアルカリ性の薬剤を使った縮毛矯正では、弱酸性である髪の毛をアルカリが触れることにより次の反応が髪に起こります。
・髪の膨潤 →キューティクルを開いて薬剤を浸透しやすくする
・髪の軟化 →薬剤が髪の結合を切断する

どちらも施術に欠かせない作用ですが、膨潤も軟化も言い換えると髪の構造を壊していることになるので、ダメージを髪に与えてしまいます。

特にハイブリーチをしている方は、ただでさえアルカリ性で弱った髪に、さらに強力なアルカリが接触するため、最悪の場合、髪が切れてしまったり、溶けてしまったりする場合もあります。

一方で、弱酸性ストレート(縮毛矯正)は、髪の本来のpHと同じ弱酸性領域での施術を行うため、薬剤による髪の毛への負担を最小限に抑えつつ、アイロンによる熱処理を工夫することで、くせ毛でもしっかりと真っ直ぐにストレートヘアにすることが出来るのです。

弱酸性ストレートのメリット・デメリット

弱酸縮毛矯正はメリットがたくさんありますが、どんなに良いものにも必ずメリットとデメリットはあるので、両方の面を理解しておく必要があるかと思います。

メリット

  • 真っ直ぐすぎない自然な仕上がり
  • もっちりと弾力のある柔軟性のある髪になる
  • 毛先に艶が出てしっとりまとまる
  • 数カ月後も綺麗な髪をキープできて持ちがいい。
  • 毎朝のお手入れが楽になる
  • カラーやパーマに悪影響を与えにくい
  • 髪が伸びても、掛けたところとかけてないところの境目が気になりにくい
  • アルカリ性の薬剤と後々のダメージが全く違う

デメリット

  • 弱酸性ストレート(縮毛矯正)を取り扱う美容室がすごく少ない
  • 施術をする美容師の力量で、仕上がりに大きな差が出る
  • 値段は高くなってしまう
  • 従来のピーンとした仕上がりが好きな方には物足りないかも
  • 極端なダメージ毛には施術出来ない場合も

当店は、美容師が多くの弱酸性ストレート(縮毛矯正)を経験しておりますので、力量・経験ともに問題ありません。
費用についても格安サロンのアルカリ縮毛矯正には敵いませんが、一般的な縮毛矯正と同程度です。
さらに上記の髪に優しいメリットもあります。

仕上がりについては、お客様のお好みにもよりますが、ピーンとした「縮毛矯正かけました!」という仕上がりをご希望の方には適さないかもしれません。
ですが「縮毛矯正かけたことに気づかれない、あるいはいいトリートメントを掛けたとしか思われないくらい自然な仕上がり」を求める方にはぴったりの施術です。

弱酸性ストレートの注意点

弱酸性ストレート(縮毛矯正)は、ダメージの少なさと自然な仕上がりが特徴ですが、重要な注意点がひとつあります。

それは、ブリーチされているハイダメージな髪には弱酸性ストレートでも危険ということです。
いくら薬剤が優しくても、既に髪が大きく傷んでしまっているブリーチ毛に施術するのはハイリスクです。

また、毎日のアイロンでひどく傷んでいる方も髪の状態によっては施術が難しいことがあるので、ハイダメージの髪の方は、髪の状態を見せて頂いてから、施術ができるかを判断させていただきます。

そのような髪質の方には、数ヶ月お時間はかかってしまいますが、まずは当店の髪質改善ヘアエステメニューで、髪のダメージの補修を行い、髪質を改善していただいてから、縮毛矯正の施術を受けていただくことをおすすめしております。

髪質改善メニューについてはこちら

こんな人におすすめ

弱酸性ストレート(縮毛矯正)はこんなお悩みの方におすすめのメニューです。
当てはまる項目のある方は、施術も検討してみてください。

できるだけダメージを少なくして、ストレートにしたい人

一般的な縮毛矯正の薬剤は、アルカリの力を使って髪の毛を膨潤(キューティクルを開いて薬剤を浸透しやすくする)と、軟化(薬剤が髪の結合を切断する)をするので、髪の毛へのダメージが非常に大きいです。
アルカリは縮毛矯正に必要不可欠な成分ですが、同時に髪のタンパク質にもダメージを与えてしまうので、髪の毛へのダメージを気にされている方は、弱酸性ストレート(縮毛矯正)をおすすめします。

くせはそこまで強くないけれど、縮毛矯正をしている人

硬毛でくせがとても強い人の場合、ある程度のアルカリ性の薬剤の強力な力が必要な場合があります。(当店でもくせや強かったり、初めて縮毛矯正をする方には、ダメージコントロールをしつつ少しだけアルカリ性の薬剤を混ぜる場合もあります)
一方、くせはそんなに強くないけれど、天然パーマやうねり、くせが気になるという方は、弱酸性ストレート(縮毛矯正)の施術と合う髪質です。

髪の毛が痛みやすい人

もともと髪の毛が痛みやすい方、カラーやパーマなどをしていないのにパサつきやすかったり、枝毛ができやすかったり、あるいは細毛で絡まりやすい。
そんな方はアルカリ性の薬剤を使った縮毛矯正では致命的なダメージを受けてしまうリスクが高いので、弱酸性縮毛矯正をおすすめします。

ちなみに髪の毛が痛みやすい人の場合は、縮毛矯正以外でも、カラーやパーマなどの施術を受ける際は、髪を傷めないための前処理やトリートメントなどのケアをしてくれる美容室を選びましょう。
そのようなケアを省略するサロン(格安サロンはその傾向が強いです)ですと、髪のダメージが進み枝毛や切れ毛を引き起こしてしまうこともあるので、十分注意してください。

自然なストレートヘアにしたい方

今まで普通のアルカリ縮毛矯正をしていたけれど、毛先が曲がらずに真っ直ぐすぎる仕上がりが嫌だという方もいらっしゃると思います。そんな方は弱酸性縮毛矯正で丸みのある柔らかく自然な仕上がりをお試しください。

前髪だけ、または部分的にストレートにしたい方

前髪や顔周りの毛は、髪の毛全体の中でも細く柔らかい方が多いです。
髪が細い=キューティクルの層が薄くダメージを受けやすいということですので、将来の髪のためにも、弱酸性縮毛矯正でストレートをかけることをおすすめします。

また、真っ直ぐすぎない自然な仕上がりになるので、ストレートをかけていない髪の毛との境目が、普通のアルカリ縮毛矯正よりも自然になりやすので、前髪だけや部分的に縮毛矯正をかけたいという方にも弱酸性縮毛矯正がぴったりです。

エイジング毛の方

エイジング毛とは、主に加齢による髪の変化のことです。
こちらの項目の一つでも該当するは、エイジング毛の可能性があります。
2つ以上該当すればほぼエイジング毛と判断ができます。

  • 年齢を重ねる度に、髪がだんだん細く弱ってきた。
  • 若い時は直毛だったのに、くせのある毛は生えてきた
  • 髪のパサつきが増した
  • ブローしても髪に艶が出なくなった
  • 指を髪に通すと根本からざらついている

エイジング毛は体の骨で例えると、内部がスカスカになった骨粗鬆症のような状態です。骨折しやすい、かなりデリケートに扱わないといけない状態の髪なのです。

そのため、エイジング毛の場合は、くせが強いからといって、強い薬剤での施術は絶対NGです!
強い薬剤はくせを直す効果も高いですが、ダメージの強さも表裏一体です。
縮毛矯正をかける場合には(エイジング毛に限らず)くせの強さと髪の強さをそれぞれ別の要素として考えなければなりません。
自分でカラーをさせている方も多く、その場合には見た目以上に髪の強度は低下しています。
そこで、髪になるべく負担をかけずにくせやうねりとストレートに出来る、弱酸性縮毛矯正がおすすめです。
毛先まで自然にストレートにできて、エイジング毛で多いお悩みであるボリュームや艶感も損なわず施術できるので、ぜひ一度お試ししてみてはいかがでしょうか。

カラーと同時に施術をしたい方

縮毛矯正をしている人の中で、白髪染めやカラーを頻繁にしている方も多いと思います。
縮毛矯正とカラー髪の毛への負担の大きさNo.1と2と言われていて、ダメージの大きい施術です。
そのため、通常は同時施術ができず、1〜2週間ほど期間を空ける必要があるのですが、弱酸性縮毛矯正と当店で行っている時短カラーを組み合わせることで、同日での施術が可能となりました。

ちなみに同時施術はダメージの少ない施術の掛け合わせが肝ですので、サロンでの縮毛矯正での直後にホームカラーをしてしまうと、カラーのダメージを髪がモロに受けてしまうので、絶対NGです。(ホームカラーはどなたでも施術できるように染色効果を強くしており、それに伴いダメージも美容室のカラーに比べて大きいです)

頻度はどのくらい?

弱酸性縮毛矯正なら傷みにくいはいうけれど、ある程度の間隔をあけることは髪にとっては大切です。おすすめは髪の長さやクセの強さ、ダメージによって変わってくるのですが、
目安としては、

① ショートヘア  2〜3ヶ月おき
② ミディアムヘア 3〜5ヶ月おき
③ ロングヘア  4〜6ヶ月おき

ショートヘアの場合、髪の毛が短いので、少し伸びるとヘアスタイルの形が変わってしまいやすいです。それに比べてロングヘアの場合は髪の毛が長いので、髪の毛の重さで根本のくせの部分が引っ張られるので、ショートヘアに比べて全体のフォルムが変わりにくいですね。

もちろん、ひとそれぞれのくせの強さやヘアスタイルのデザインによっても変わってきます。ダメージの違いもあるので、美容師に髪の状態を相談しながら施術をさせるのが良いですね。

弱酸性縮毛矯正をした髪におすすめなシャンプー&トリートメント

せっかく美容室で弱酸性縮毛矯正をしても自宅で使うシャンプーやトリートメントに刺激の強いものを使用してしまうと、ケア目的であるシャンプーやトリートメント自体がダメージの原因となってしまったり、せっかくの有効成分を髪から剥がしてもちが悪くなってしまいます。

弱酸性縮毛矯正は通常のアルカリ縮毛矯正よりもダメージが少ないとはいえ、髪の毛はとても敏感な状態になっています。

できるだけキューティクルを傷つけずに優しくて補修成分が入ったシャンプーとトリートメントを使うようにしましょう。おすすめなのは、アミノ酸系のシャンプーです。

その中に含まれているアミノ酸洗浄成分グルタミン酸系」「タウリン系」「アラニン系が含まれたものを使うようにしましょう。

縮毛矯正は髪の毛に負担がかかるメニューですので、毎日のお手入れも大事になります。
お手入れが不十分だとせっかく縮毛矯正をした髪の毛も持続力が落ちたり、くせが戻ったりしてしまいます。
是非ホームケアにも力を入れて、美髪を長い間楽しめるようにしていきましょう。

まとめ

弱酸性ストレート(縮毛矯正)は、お悩みの多いくせ毛トラブルをあっさりと解決。

  • 弱酸性縮毛矯正は、髪のもともとのpHと同じ弱酸製の薬剤を使用するので、一般的なアルカリ性の薬剤よりもダメージが少ない
  • 前髪だけや部分ストレート、ショートスタイルにも最適
  • 毛先がツンツンしすぎず、柔らかさを残しつつくせ毛やボリュームを調節できる
  • エイジング毛にも最適さらさら髪になりたいけれど、縮毛矯正は痛むし不自然
  • くせをストレートにしたいけれど、ボリュームがぺたんとなりすぎたくない

髪の痛みを抑えた弱酸性の薬剤を使用でツヤツヤに。自然な仕上がりと手触りが感動の弱酸性縮毛矯正を是非一度お試しください!

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営業時間:9:00〜19:00
定休日:年末年始(12月30日〜1月3日)

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