【毛先/顔周り/縮毛矯正/髪全体】気になるチリチリ毛の原因と改善方法を症状別に解説!

こんにちは!髪質改善美容室NAOSです!
本日は髪のチリつき、縮れのお悩みについて解説していきます。

・歳を重ねるごとに髪全体がチリついてきた
・前髪や顔周りのチリチリやくせが気になる
・毛先が縮れて、パサつきも気になる
・縮毛矯正をしたらチリチリになってしまった


このようなお悩みはございませんでしょうか?
髪がチリチリになる理由は、遺伝や体質(加齢による変化も含む)による先天的なものと薬剤や熱のダメージによる後天的なものがあります。

まず最初にお伝えしておきたいのは、先天的・後天的なチリチリ毛はどちらの場合でも、

『正しいとサロンケアとホームケアで髪質を改善して、扱いやすい髪に変えることができる』

ということです。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、毛髪そのものは死んだ細胞なので、残念ながら、皮膚のように髪が自分で修復することはありません。
しかし、髪に適切な栄養素を外から補充したり、今の状態からダメージの進行を防ぐホームケアを行うことで、ダメージ毛を健康な髪の状態に近づけ、髪質を改善することはできます。

本記事では、チリチリ毛のお悩み別に原因・おすすめの改善方法を解説いたします。

ぜひ、気なるところからご覧ください。

目次

髪全体のチリチリ

髪全体がチリチリしたり縮れている場合は、
・先天的(遺伝、体質変化)→髪が生える時点でくせがついている
・後天的(ダメージ) →ダメージにより髪が空洞化し弾力がなくなっている

のどちらかあるは両方の原因が考えられます。

遺伝

髪全体がチリチリ毛の場合は遺伝が原因の場合もあります。
例えば、欧米人(コーカソイド)は金髪や茶髪が多く、アジア人(モンゴロイド)は黒髪が多いように髪質は遺伝の要素が非常に大きいです。
同じように親がくせ毛だと、子供もくせ毛になりやすい傾向にあります。
また、思春期頃に直毛からくせ毛に変わる人がいますが、これもホルモンバランス等の遺伝によるものと考えられています。

体質変化

加齢による髪質の変化はエイジング毛とは呼ばれ様々な変化があるのですが、チリチリ毛もそのひとつです。
頭皮も顔と一枚でつながった肌の一部ですが、歳を重ねるごとに頭皮が重力に負けて毛穴の形が変化してしまいます。そのため徐々に毛穴が楕円形へと変わっていき、チリチリ毛の原因となります。

さらに女性はホルモンバランスによる変化を受けやすいと言われています。
髪が生えたり成長するのには女性ホルモンが関係していますが、年齢を重ねるごとに分泌量は減少していきます。
それにより髪を生やす力が少しずつ弱くなり、毛髪が細くなったりボリュームが減少したりすることにより、ダメージによる変化を受けやすく、くせになりやすい状態になります。

紫外線

これまで紫外線をどれだけ浴びてきたかもダメージの指標になります。紫外線の中でも波長の長い紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)という波長が特に影響を及ぼします。
頭皮も肌と同じ様に紫外線を浴び続けると、髪の設計図のDNAに傷がついたり、髪を製造する細胞にエラーが発生したりすることにより、健康な髪が作られなくなり、結果として髪質が変わることがあります。

熱ダメージ

アイロンやドライヤーなどの毎日のお手入れも原因となります。
髪はタンパク質で出来ているので、必要以上の熱を繰り返し与え続けると、卵がゆで卵になるように髪のタンパク質も変質して、チリチリの原因となります。

薬剤ダメージ

カラーやパーマの施術もダメージの原因となります。
カラー剤にはアルカリ成分が含まれているため、キューティクルのゆるみや剥がれが起こり、内部の栄養分が流出します。パーマ剤の場合は、髪の構造を形作るS-S結合という化学結合を切断するため、髪の強度が弱くなります。

解決策

髪全体のチリチリ毛の場合にはこちらの3つのケアの並行をおすすめします。
髪全体でお悩みの場合は複合的な要素が複雑に絡み合っていることが多いので、
すべては難しいと思いますが、できる範囲でたくさんの改善方法を並行して行うことが望ましいです。

【美容室で髪質改善をしよう
・今の髪のダメージを極力増やさずに綺麗にできる。
・これから生える髪の改善はできない。
美容室で髪質改善をしようを詳しくcheck!

【正しいホームケアをしよう】
・今の髪のダメージをできる限り抑えて、これ以上ダメージが進むのを抑える。
・美容室の施術を長持ちさせる効果もあり。
正しいホームケアをしようを詳しくcheck!

【生活習慣に気をつけよう】
・これから生えてくる毛髪の状態を良くための環境を作る。
・ただし、今の髪の状態を変えることはできません。
生活習慣に気をつけようを詳しくcheck!

顔周りのチリチリ

お顔のラインに沿った髪(前髪や触覚など)もチリチリ毛が気になりやすい場所です。

熱ダメージ

顔の周りの髪はお顔全体の印象を大きく左右する部分であるのと同時に、ご自身でも手入れのしやすい場所ですので、毎日アイロンやコテでセットをしている方も多いかと思います。
ダメージ毛は髪は健康な髪に比べると必要以上に水分を含み浮腫んだ状態になります。(膨潤といいます。)
この膨潤した髪が強い熱で歪み乾燥と同時に収縮することでくせになります。

体質変化

年齢を重ねるごとに頭皮も肌と同じ様にハリや潤いが失われ、重力によるしわやたるみが出るようになります。頭皮にしわができると頭皮も引っ張られて歪みます。歪んだ頭皮から髪が生える時に髪にも無理な力が加わりくせ毛として生えてくることになります。
お顔周りの髪は比較的肌と頭皮の境目に近い部分ですので、頭頂部からのしわが積み重なり、くせがきになりやすい場所です。

解決策

【正しいホームケアをしよう】
・今の髪のダメージをできる限り抑えて、これ以上ダメージが進むのを抑えます。
・美容室の施術を長持ちさせる効果もあります。
正しいホームケアをしようを詳しくcheck!

【生活習慣に気をつけよう】
・これから生えてくる毛髪の状態を良くための環境を作ります。
・ただし、今の髪の状態を変えることはできません。
生活習慣に気をつけようを詳しくcheck!

毛先のチリチリ

熱ダメージ

毎日のスタイリングやお手入れでの、アイロンやドライヤーの使用もダメージの原因となります。
髪のタンパク質が熱ダメージにより変質して、チリチリの原因となります。
毛先は根本に比べて熱がかかる回数も多いので、トラブルが発生しやすい場所です。

薬剤ダメージ

カラーやパーマもダメージの原因となります。
カラー剤にはアルカリ成分が含まれているため、キューティクルのゆるみや剥がれが起こり、内部の栄養分が流出します。
パーマ剤の場合は、髪の構造を形作るS-S結合という化学結合を切断するため、髪の強度が弱くなります。
根本に比べて毛先は施術を受ける回数が多いため、髪の体力が削られていき、毛先に症状が顕在化することが多いです。

解決策

【美容室で髪質改善をしよう
・今の髪のダメージを極力増やさずに綺麗にできます。
・ただしこれから生える髪の改善はできません。
美容室で髪質改善をしようを詳しくcheck!

【正しいホームケアをしよう】
・今の髪のダメージをできる限り抑えて、これ以上ダメージが進むのを抑えます。
・美容室の施術を長持ちさせる効果もあります。
正しいホームケアをしようを詳しくcheck!

縮毛矯正によるチリチリ

薬剤ダメージ

縮毛矯正の施術によってもチリチリ毛になってしまうことがあります。
せっかく髪を綺麗にしにきたのに逆にくせ毛にされたら困ってしまいますよね。。

縮毛矯正の場合は、細かな縮れ毛の症状になることが多く、『ビビリ毛』とも言われます。

ビビリ毛は縮毛矯正にやカラーの施術によるダメージの蓄積によって起こります。
一般的な縮毛矯正やカラーの薬剤には、アルカリ性の成分が含まれています。
アルカリはタンパク質を溶かす性質を持っており、髪も大部分がタンパク質で出来ているため、縮毛矯正やカラーの施術を行う度に髪にはダメージが蓄積されています。

そのような状態で強アルカリである縮毛矯正の薬剤が髪と接触すると、髪がダメージに耐えきれずにチリチリ毛(ビビリ毛)となってしまいます。

また、最近は酸性トリートメント(酸熱トリートメントや水素トリートメントなど)も流行っていますが、酸性が強すぎる場合でも髪は過収縮という縮れ毛になってしまうため注意が必要です。

残念ながら一度ビビリ毛になってしまうと、髪質そのものを直毛に直すことは不可能です。
よく、ビビリ毛を直します!と言っている美容室も目にしますが、これは栄養を補給することにより髪の強度を上げたり、艶を出すことにより見た目を改善しているという意味ですので、いい部分だけを強調しすぎる美容室には注意した方がいいかもしれません。

とはいえ、チリチリ毛をそのままにするよりは、見た目だけでも改善できた方がいいに決まってますので、美容室でのケアが必要になります。

というものビビリ毛は髪のダメージがかなり深刻なで、枝毛や切れ毛など他のお悩みもいつ起こる分からない状態です。そのため、ホームケアでの改善は難しい(というよりほぼ無理)ですので、美容室でプロの施術を受けることをおすすめします。

解決策

【美容室で髪質改善をしよう
・今の髪のダメージを極力増やさずに綺麗にできます。
・これから生える髪の改善はできません。
美容室で髪質改善をしようを詳しくcheck!

解決策①:生活習慣に気をつけよう

現代の女性は仕事に子育て、プライベードと多忙なことも多く、ついつい子供や家族中心の生活リズムとなり、生活習慣も乱れがちだと思います。

この項目も『わかっているけど現実は厳しいんだよなぁ』という内容です。

当たり前のことですが、健康な髪は健康な体から生まれます。
できる限りでも大丈夫ですので、少しずつでもできそうなものから生活に取り入れてみてください。

バランスの良い食生活

食事のバランスに気をつけましょう。きっと何万回も言われてきてると思います。
でもきっと大切だから色々なところで言われているのではないでしょうか。
基本的なことですが、まずはここから気をつけてみましょう。

【規則正しい食生活をしよう】
食事を抜いたり逆に食べ過ぎたりと不安定な食生活は髪にも体にもよくありません。
食事のバランスが悪いとせっかく栄養を摂取してもうまく吸収しきれなかったり、せっかく吸収した栄養素をうまく活用できなかったりします。

【亜鉛とビタミンを摂ろう】
亜鉛とビタミンは毛髪を合成するために必須の栄養素です。
亜鉛は牡蠣などの魚介類、肉類や卵、お手軽なものだとナッツにも含まれています。
ビタミンや野菜類はもちろん豚肉から摂取するのもおすすめです。
でも、いくら髪に良いと言っても摂り過ぎはNGなので、しっかり色々な食材を食べましょう。

【脂質はそこそこで】
脂質が良くないのは皆さんお分かりだと思います。でもやっぱり美味しいのでついつい食べちゃいますよね。でも、脂肪分を取りすぎると頭皮からの脂の分泌も増え、毛穴が詰まって薄毛や脱毛の原因になることも…。
少しだけ気を使って肉を控えて魚を取り入れるところから始めてみましょう!

十分な睡眠

睡眠中の成長ホルモンの分泌によって毛母細胞も活発に動くので、睡眠もとっても大切です。
仕事やご家族の都合で難しいかもしれませんが、頑張って見直してみてください!

【お風呂は寝る1〜2時間前】
寝る1〜2時間前にお風呂に入ることにより一時的に体温が上がり、その後布団に入ることにちょうどよく体温が下がり寝付きがよくなります。
また、お湯の温度は40℃以下がおすすめです。お風呂が熱すぎると交感神経が活発に活動し、睡眠の質が下がってしまうので要注意です!

【寝る前にはストレッチを】
ストレッチをすることにより、体がリラックスするのと同時に血流がよくなり、寝付きやすくなったり眠りが深くなる効果があると言われています。
寝る前に5〜10分程度のストレッチをしてからが布団に入ればばっちりです!
さらに、寝る前1時間くらいはスマホやテレビなどの強い光を見ないようにできると理想的ですね!

【適切な睡眠時間の確保】
人間に必要な睡眠時間は個人差がありますが、平均的には6〜8時間程度のことが多いです。
目安としては、日中の活動に影響が出ない程度の睡眠時間を確保するよう心掛けると良いでしょう。
必要な睡眠時間には個人差があり、短くても平気な方や、長時間眠らないと生活に支障が出る方もいますので、自分に必要な睡眠時間を確認し、その分の時間を確保できるようにしましょう!

【朝には太陽の光を浴びる】
起床してからすぐに太陽の光を浴びましょう。窓から1メートル以内、15秒以上がおすすめです。
体内時計がリセットされ、頭や体が覚醒し、活動モードに入ります。
人間は太陽の光を浴びると14〜16時間くらいにメラトニンという物質が分泌され眠くなるメカニズムを持っています。これにより生活リズムを整える効果も見込まれます!

適度な運動

髪を生やすためには、頭皮の血行を良くし、毛母細胞に十分に栄養を届けることが必要です。
適度な運動は体全体の血行を促進し、頭皮にもたくさん血液がめぐるため、髪の健康のためにはとても大切な要素です。
とはいえ、あまりにも激しすぎる運動は、体にも良くないですし、三日坊主の原因にもなりかねないので、まずは、1駅分や近所のコンビニまで歩いてみるなど無理のない範囲で体を動かしてみるのもおすすめです。

頭皮マッサージ

頭皮には蜘蛛の巣状に毛細血管が張り巡らさせているので、マッサージをすることにより、頭皮の血流を促進し髪の生える力をサポートします。
さらに下から上に頭皮を動かすことにより、たるみ防止や頭のツボを押す効果もあります。

【おすすめ!】1日1~2分でできるかんたん頭皮マッサージ
①耳の上あたりに手を当てて、手の平や指の腹を使って目尻が動く程度の強さで下から上へ手を動かします。
②同じように前頭部や後頭部も頭皮を下から上に持ち上げるように動かします。

【注意】髪の毛同士や手と髪をこすらないようにしてください。(摩擦によるキューティクルの剥がれ防止のため)

解決策②:正しいホームケアをしよう

ホームケア?と言われてあまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、実はとっても大切な要素です。

どのくらい大事か美容室と比べてみると、
●サロンケア → 多くて月1回 年間12回
●ホームケア → 残りの30日  年間353回

このように1年間で比較すると比べ物にならないほどホームケアの回数の方が多いです!

そのため、どんなに美容室で素晴らしい施術をしてもホームケアをおろそかにすると、髪のダメージがどんどん進行することになりかねません。

でも、意外と正しいホームケアを教えてくれる美容室は少ないですよね。
(美容室でたくさんトリートメントをしてもらうため?と邪推したりしてます笑)
ここではそんな出し惜しみはせずに、ホームケアの方法をきちんとお伝えしていきます。

シャンプー

シャンプーはできるだけ良いものを使いましょう。
重要度で表すと、シャンプー>>トリートメントです。
予算の都合などでどちらか選ぶ必要がある場合は、トリートメントよりもシャンプーに投資をしてください。

その理由は、ドラッグストアのワンコインくらいまでで買える商品は洗浄力が強すぎて、せっかく美容室でいいトリートメントをしてもコーティングの成分をすぐに剥がしてしまうからです。

美容室のトリートメントは髪内部への栄養補給と表面のコーティングで構成されていますが、このコーティングを無理やり剥がしてしまうことは=髪のダメージとなり、さらに髪の内部の栄養補給が流出する穴を作ってしまうことにもなります。

具体的にはアミノ酸が含まれたシャンプーがおすすめですが、市販品だとボタニストなどが比較的お手頃な価格でおすすめです。

【シャンプーの使い方】
①ブラッシングで汚れを取りながら毛先から絡まりを解き、洗髪中の引っ掛かりによる痛みを防ぎます
②予洗い。38℃程のぬるま湯で地肌の皮脂や汚れを落とすように、1〜3分かけてしっかりと洗いましょう(40℃の熱いお湯を使うと頭皮に負担がかかり、乾燥しやすくなります)
③シャンプー剤を手のひらにとり、少量のぬるま湯を加えて、十分に泡立てます。
④地肌を洗う。洗うときは髪ではなく、頭皮を爪を立てずに指の腹で洗います。
このとき、髪同士をこすり合わせないように注意しましょう。(摩擦によるダメージの原因となります)
⑤お流し。シャンプーをしっかり洗い流します。シャンプー液は頭皮に残らないように、3分を目安にしっかりとすすぎましょう。髪の多いところや生え際、耳の後ろなどの洗い残しに注意して、まんべんなくすすぎましょう。

トリートメント

【トリートメントの使い方】
①シャンプーを流した後、髪の水気をかるくしぼります。
②適量のトリートメントを手のひらにとります。
③まずは毛先になじませ、徐々に髪の上の方につけていきます。(頭皮につかないように)
ダメージが気になる部分には重ねて塗りましょう。
④規定の時間で放置し、髪にしっかりと補修成分を浸透させます。
⑤お流し すすぐに髪をこすらないように、髪の根元にシャワーを当てるようにして、ぬるつきがなくなる程度に流しましょう。(髪がきしまないくらい。毛先は流しすぎないように)

洗い流さないトリートメント

タオルドライの後はドライヤーで乾かす前に『洗い流さないトリートメント』を使いましょう。洗い流さないトリートメントを使うことにより、ドライヤーの熱から髪を守り、ダメージを予防します。

【洗い流さないトリートメントの使い方】
①適量を取り、手のひらに広げます。
②髪の中間〜毛先を中心にやさしく揉み込む様になじませます。
③特に痛みが気になる部分には、少量を重ね付けしてもOK!
※髪の根元にトリートメントをつけすぎると、ベタついた印象が出てしまうので要注意。

ドライヤー

洗い流さないトリートメントで髪を整えたら、ドライヤーでしっかりと乾かします。

ドライヤーをかける女性のイラスト

【髪が傷みにくい乾かし方】
①強めの温風で髪の根元を中心に髪の中側から全体を80%ほど乾かします。
②弱めの温風で前髪に、左右両側から風を当てて乾かします。
③全体を弱めの温風でしっかりと乾かしながら整えます。
④仕上げに冷風を全体に当てて、髪に残った熱を逃します。
※仕上げの冷風は予熱による髪のダメージ進行を防ぐとともに、髪表面のキューティクルを整えて、ツヤをプラスしてくれます。

【ポイント】
・ドライヤーの吹き出し口を髪や頭皮から20cmほど離してください。
・同じ場所に温風があたり続けるとダメージの原因になるので、もう一方の手で髪をちらしながら乾かしてください。
・オイルを付けた状態でドライヤーをすると髪の温度が100℃以上まで上昇し、ダメージの原因となります。

ブラッシング

あまり意識してる方は少ないかもしれませんが、過度なブラッシングは厳禁です。
キューティクルが剥がれる原因になり、髪が物理的なダメージを受ける原因になります。
といいつつ、ブラッシングは頭皮の血行を良くする効果もあるため、頭皮環境を整えるのにも大事です。

【ブラシの選び方】
キューティクルを傷つけないように、できるだけ目の詰まっていないものを選んでください。
・毛量の多い、硬い人 → スケルトンブラシ
・毛量の少ない、柔らかい人 → クッションブラシ
・まとまりを出したい場合 →デンマンブラシ
・髪が傷んでいる場合 →ジャンボコーム


【ブラッシングのタイミング】
①シャンプーの前 →髪や頭皮の汚れを落とすため。
②起床後 →頭皮をやわらかくし、血行を促進するため。

前髪から後ろ、襟足から後頭部、側面から頭頂の方向に、毛髪を持ち上げるようにブラッシングをしてください。時間は1分が目安です。

解決策③:美容室で髪質改善をしよう

美容室を選ぶ基準はなんでしょうか?きっと価格という方も多いと思います。
ですが、美容室目線から分析をすると安い価格で提供できるのにはそれなりに理由があります。

特に薬剤はお客様が直接目を触れる機会はないので、目茶苦茶なコストダウンをしている美容室が非常に多いです。薬剤に安いトリートメントを混ぜて増量したり、ひどいところだと文字通り水で薄めて水増ししてる場合も…。

カラーやストレート(縮毛矯正)は特に使う薬剤によって仕上がりが大きく変わるので、髪に優しいメニューや薬剤を使っている美容室を選んでみてください。

得に『髪質改善』は髪の中に栄養成分をしっかりと閉じ込めて、見た目でだけでなく内側から髪を綺麗にできるメニューですのでおすすめです!

髪質改善トリートメント

先ほどご紹介して、最近耳にすることも増えてきた『髪質改善』ですが、実はメニューとしての定義は決まっていないんです。
髪のことをしっかり考えて、髪の内部に栄養補給をしっかりしているサロンもあれば、逆に普通のトリートメントに髪質改善と名前だけつけているサロンもあるのが現実です。

事前に見分けるのはなかなか難しいですが、本物の髪質改善を行うサロンは施術後に時間が経っても髪質がもとに戻りにくく、綺麗な状態をキープしてくれます。

【NAOSの髪質改善】

当店の髪質改善はもちろん本物です。トリートメントも最善の効果を実現するためお時間を頂いてしまいますが、4浴式の薬剤で髪にたっぷりと栄養を補給し、さらに髪の表面に『疎水化』のコーティングを行います。
若い人の髪が水を弾くように、髪は本来水を吸収しにくい性質を持っており、髪に必要以上の水分が入ると膨潤といってふやけた状態になりダメージの原因となります。
このダメージを防ぐため、栄養補給と同時に『疎水化』も行います。

更に当店のこだわりとして、シャンプーの際に『マイクロバブル』が含まれた特別な水をしています。全国に美容室は約25万件あると言われていますが、そのうち0.1%の美容室にしかない最新技術を導入しています。
『マイクロバブル』は炭酸の約2,000分の1の大きさの小さな空気の泡です。炭酸が弾ける力によって汚れを落とすのに対して、マイクロバブルは毛穴よりも遥かに小さいので、毛穴の中までマイクロバブルが入り、汚れを吸着して落とすことができます。

炭酸とマイクロバブル(marbb)のサイズ比較

そもそも何故汚れを落とさければならないかと言えば、お化粧をする時に前日のメイクの上からファンデーションを重ねてごまかすことはありませんよね?
髪も肌と同じようにしっかりと汚れを落として素髪の状態に戻ることにより、トリートメントの施術もより効果的になります。

【NAOSの髪質改善(髪質改善カットエステ)】について詳しくはこちら

髪質改善カラー

実はカラーはダメージの強さランキングで1、2を争うメニューです。その理由は、髪のもともとの色素を取り除き、カラー剤の色素を髪の中に入れるためにはキューティクルを開かなければならず、もともと弱酸性の髪を無理やりアルカリ性にしているからです。

髪はアルカリ性に傾くとキューティクルが開き、元々の色素を破壊したり新しい色素を入れることができるようになるのですが、この時にキューティクルや髪の細胞も一緒に破壊されることにより、髪へのダメージが残ります。

現在の毛髪科学では、髪をアルカリ性に傾けずに染める方法は存在せず、ヘアカラーとダメージは切っても切れない関係になってしまっています。
つまり、カラー剤を塗布してからの20〜30分くらいの待ち時間は、髪を染めてる時間であるのと同時に髪にダメージを与えている時間でもあるのです。

そんなカラーのダメージを最小限に抑える方法として『時短カラー』があります。

【おすすめ:時短カラー】

時短カラー写真


そこで当店は選びぬいた特別な薬剤を使用した『時短カラー』を採用しています。
通常のカラーと同じようにカラー剤を髪に塗布した後、特別な『時短カラー剤』をスプレーすることにより、髪質や色味による個人差はありますが、待ち時間を最大で3分まで短縮することができます。

そもそも、カラーの待ち時間とは何のための時間かご存知でしょうか?
実はカラー剤の色素自体は数分で髪の中に入るのですが、そのままではすぐに抜けてしまうため、時間を置くことにより物理的に色素のサイズを大きくし、髪から抜けにくくしています。

そのための『色素が大きくなるの待ち』がカラー待ち時間の正体です。

当店の『時短カラー剤』はこの『色素を大きくする工程』を促進し、最大で3分まで縮めることができます。
カラー剤が髪と接触している=髪がダメージを受けている。ということなので、
時短をすることで、『接触時間が減少する=髪のダメージも減少する』となります。

さらにダメージを抑えて髪の体力を残してくれるので、色持ちが良くなる効果もあります。

【時短カラー(髪質改善カラーエステ)】について詳しくはこちら】

髪質改善ストレート(縮毛矯正)

くせ毛の解決というばこれ!というイメージのあるストレート(縮毛矯正)ですが、実はこんなメリットとデメリットがあるんです。

【メリット】
・くせが完全にとれ、つるつるさらさらストレートヘアになれる
・一度施術をしたところはずっとストレートのまま


【デメリット】
・髪へのダメージが大きく、ハイブリーチ毛では髪が溶けてしまう場合もある
・薬剤や技術者によっては、不自然なくらいの真っ直ぐさになってしまう
・ストレートをかけた部分とかけていない部分の差が気になる。髪が伸びると根本だけ不自然になる


このようなメリットとデメリットがありますが、端的にいうとストレート(縮毛矯正)は、

見た目はすごく綺麗になるけど、ダメージが大きく中身はボロボロになる』という施術です。

でも、考えてみてください。いくら外側が綺麗になったとしても中身はボロボロスカスカでまるでミイラ状態の施術を良しとするかと言ったら抵抗がある人の方が多いと思います。

さらに、髪の自然な艶やコシは髪の中に栄養成分がぎっしりとつまっていなければ実現できないので、施術からの時間経過により、まっすぐだけどよく見るとボロボロで傷んだ髪になってしまうリスクが高いです。

それでもストレート(縮毛矯正)をしますか?と言ったら悩んでしまう方の方が多いのではないかと思います。

つまり、何が言いたいかというと、
『髪の見た目も綺麗になって、中身のダメージも抑えられるようなストレート』があったら良いよね。ってことです。

そんな食べたいけど痩せたいみたいな都合の良い施術があるわけない、、と言いたいところですが、実はあるんです!
最新の『弱酸性ストレート』は髪のダメージを最低限に抑えながら、綺麗にくせを伸ばすことができます!

【おすすめ:弱酸性ストレート】

弱酸性ストレート写真


通常のストレート(縮毛矯正)はカラーと同じアルカリ性の薬剤を使用するため、髪のタンパク質を必要以上に破壊してしまい、強いダメージが残ってしまいます。
特にハイブリーチをされた方はただでさえアルカリで弱った髪に、さらに強力なアルカリが接触するため、最悪の場合、髪が切れしまったり溶けてしまったりすることもあります。

一方で、『弱酸性ストレート』は髪の本来のpHと同じ弱酸性領域での施術をおこなうため、薬剤のダメージを最小限に抑えながらストレートの施術ができます。

さらに、弱酸性ストレートでは、弱酸性領域の中で髪のpHが少しだけ上がるため、キューティクルも少しだけ緩みます。その間に髪質改善トリートメントで栄養分をこれでもかと詰め込むことにより、くせを伸ばすのと同時に、髪に内部からたっぷり栄養補給をすることができます。

【弱酸性ストレート(髪質改善ストレートエステ)】について詳しくはこちら

【最後に】

今回はチリチリ毛の種類と原因、解決方法について解説させていただきました。

髪質が変わってしまうとすごくショックですし、すごく気になると思います。
しかし解決方法12選でご紹介した方法に取り組んでいただくことにより、髪質をコントロールして、より扱いやすく、より綺麗な髪を目指すことはどなたにでも可能です!

人それぞれ、実践できることや難しいこともあるかもしれませんが、
この記事を見てひとつでも参考になることが見つかればとても嬉しいです。

ということで最後に少しだけ当サロンの紹介をお許しください。

髪質改善美容室NAOSは、名前の通り髪質改善』に特化した特別なサロンです。
くせ・うねり・枝毛・切れ毛・まとまりにくい・パサつく・ツヤがない・ボリュームがない

そんな大人の女性が抱えるお悩みを解決する手段として、髪質改善ヘアエステを用意しています。

施術が終わる頃には、あなたも髪本来の艶や手触りを取り戻した髪質へと変化していることをご実感いただけるでしょう。

ご予約について
NAOSは、専任スタイリストがあなたをお迎えできるように完全予約制となっております。
ご予約はLINEもしくはWEB予約にて承っております。

LINE予約はこちら
※友だち追加後、プロフィールの「予約ボタン」よりご予約ください。

WEB予約はこちら
※お名前・携帯電話番号・メールアドレスをご用意ください。

当店では施術中のお客様と向き合うため電話でのご予約は承っておりません。
ご質問・ご不明点がございましたら、お問い合わせよりご連絡ください。
店舗のご案内

〒411-0855
静岡県三島市本町2-18 田村ビル2F
営業時間:9:00〜19:00
定休日:年末年始(12月30日〜1月3日)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次