ブリーチ毛に髪質改善はできる？髪を傷めない縮毛矯正も！

こんにちは！髪質改善美容室NAOS（ナオス）です！

この記事はこんなお悩みの方に向けてお送りします。
・ブリーチのダメージを髪質改善でなんとかしたい
・ブリーチをしたけど縮毛矯正をかけたい
・トリートメントをしても髪が綺麗にならない

この記事をご覧になっている方はブリーチ毛のダメージが気になる方だと思いますが、
結論から申し上げると、

『ブリーチ毛を直す唯一の方法は髪質改善です』

最新の毛髪科学による、髪質改善の方法は次の2ステップです。

①髪に付着した汚れや化学物質を除去して素髪に戻す
→気になる方は、改善法①『引く美容』をcheck！

②素髪の状態で髪に栄養分をたっぷりと補給する。
→気になる方は、改善法②『たっぷり栄養補給』をcheck！

特に、ブリーチ毛などダメージが大きい場合には、むやみにトリートメントをするのではなく、まずは髪の汚れをしっかり落とす『引く美容』が大切です。
今回はブリーチ毛が気になる方に向けて、『ブリーチ毛とは？』と『ブリーチ毛の改善方法』をお伝えしていきます。

ブリーチ毛とは？

髪がダメージでミイラ状態に？

髪のダメージは、髪を構成するキューティクルのゆるみや剥がれと、内部成分（タンパク質や色素）の流出により起こります。
キューティクルは髪の一番外側にあり、内部を守る役割です。魚のうろこのような形状をしていて、個人差はありますが4〜10層ほど重なっています。

引用：小宮英行（2020）『髪のスペシャリストが教える髪の大辞典 』徳間書店

キューティクルのダメージは次の要因で起こります。

キューティクルのダメージ原因
①カラーやパーマによる化学的なダメージ
カラーは髪のpHがアルカリに傾き、タンパク質でできたキューティクルを溶かします。
パーマも髪の構造を切るので、キューティクルも部分的に破損します。
②シャンプーやタオルによる物理的なダメージ
髪は濡れた状態だと柔らかくなりはがれやすくなります。シャンプーで髪同士が擦れたり、タオルで乾かす時にゴシゴシこすったりするとキューティクルがはがれてしまいます。

さらに、キューティクルが剥がれた部分が穴となり、内部成分（タンパク質や脂質、メラニン色素など）が髪から漏れ出していき、最終的には髪がスカスカのミイラのような状態になってしまいます。

引用：小宮英行（2020）『髪のスペシャリストが教える髪の大辞典 』徳間書店

ブリーチは一番ダメージの大きい施術？

ブリーチは髪のメラニン色素を抜くために行う施術です。
ブラウン系の髪は普通のカラーで行うことが多いですが、ブリーチを行うことにより、より幅広い色味を楽しむことができます。

ブリーチのメリット
・原色に近い色など鮮やかな色味を出せる
・赤みや黄色みを消すことができる
・様々な色が表現できる
・外国人風カラーが実現できる
・個性的なカラーができる

このように、ブリーチをしないと出せない色味や仕上がりもあります。
しかし、一方では『ブリーチは最も髪を痛める施術』であるのも事実です。

ブリーチは髪の中に含まれる赤や黄色の色素成分を除去する施術ですが、当時に髪の構造も破壊しています。残念ながら、髪にダメージを与えずに脱色だけをすることは不可能です。

表面のキューティクルを傷つけず（＝ダメージを与えず）に施術をするということは、牛乳のパックを開けずに牛乳の中の白い色素だけを除去するようなものなので物理的に不可能です。

例えば、発酵と腐敗は同じ現象に対して、『人間に役立つものを発酵』『害になるものを腐敗』といいますが、髪の施術も同じように表裏一体です。

・良い面→髪の色素が抜けることにより、色が薄くなり自分の好きな色へと変えることができる。
・悪い面→髪の色素が拔けることにより、髪の構造が乱れてダメージを受ける。

ブリーチ毛のお悩み別改善方法

ブリーチ毛には『引く美容』

『トリートメントをしても髪が綺麗にならない』というお悩みはありませんか？

その理由は、髪の表面に汚れ・頭皮の破片・シャンプーの残留物質・空気中の微粒子などが付着しているからかもしれません。
髪に汚れや化学物質が付着すると、髪の表面に微妙な凹凸や電気的なアンバランスが生じて髪にくせやうねりが出たり、まとまりがないという自覚症状が現れます。

そのような不安定な状態でさらに上からトリートメントを重ねても、不安定さが増すだけで、綺麗な髪になることはありません。
髪も肌と同じようにしっかりと汚れを落として『素髪』にリセットすることにより、余計なくせや広がりをなくした状態でトリートメントにより栄養補給を行うことにより、より施術の効果を引き出すことができるようになります。

『素髪』を実現するため当店ではシャンプーの際に『マイクロバブル』が含まれた特別な水でシャンプーを行います。全国に約25万件ある美容室のうち、0.1%の美容室でしか取り扱いのない最新技術です。

『マイクロバブル』は美容室で目にすることの多い炭酸バブルの約2,000分の1の大きさの小さな空気の泡です。炭酸バブルが弾ける力の勢いによって汚れを落とすのに対して、マイクロバブルは毛穴よりも遥かに小さいので、毛穴の中までマイクロバブルが入り、汚れを吸着して落とすことができます。

炭酸とマイクロバブル（marbb）のサイズ比較

さらにマイクロバブルは空気を含んでいるため、普通の水に比べて断然きめ細かくふわふわの泡を作れます。よく『洗顔は泡でするといい』と言われますが、同じように『泡だけで髪と頭皮洗う』ことにより髪や頭皮を傷付けずに汚れだけを落とすことができます。

髪質改善トリートメントで『たっぷり栄養補給』

『ブリーチのダメージを髪質改善でなんとかしたい』方へ。

最近耳にすることも増えてきた『髪質改善』ですが、実はメニューとしての定義は決まっていません。
髪のことをちゃんと考えて、髪の内部に栄養補給をしっかりしているサロンもあれば、逆に普通のトリートメントに髪質改善と名前だけつけているサロンもあるのが現実です。

事前に見分けるのはなかなか難しいですが、本物の髪質改善を行うサロンは施術後に時間が経っても髪質がもとに戻りにくく、綺麗な状態をキープしてくれます。

【NAOSの髪質改善】

当店の髪質改善はもちろん本物です。トリートメントも最善の効果を実現するためお時間を頂いてしまいますが、4浴式の薬剤で髪に『たっぷりと栄養を補給』し、さらに髪の表面に『疎水化』のコーティングを行います。
若い人の髪が水を弾くように、髪は本来水を吸収しにくい性質を持っており、髪に必要以上の水分が入ると膨潤といってふやけた状態になりダメージの原因となります。
このダメージを防ぐため、栄養補給と同時に『疎水化』も行います。

髪に優しい『弱酸性ストレート』

『ブリーチをしたけど縮毛矯正をかけたい』という方へ。

くせやうねりのお悩み解決というばこれ！というイメージのあるストレート（縮毛矯正）ですが、
『ブリーチをしていると縮毛矯正はできません』言われたご経験はございませんか？

これは一般的には正しく、
ブリーチ毛やダメージが大きい髪は、髪がちぎれたり溶けたりしてしまうので施術ができません。

ブリーチやカラーの薬剤にはアルカリ性の成分が入っています。
綺麗な色味のためには必要不可欠な成分ですが、施術を何度も繰り返すと髪の体力が削られていきます。
髪の体力が削られた状態で通常の縮毛矯正を行った場合、一般的な縮毛矯正の薬剤もアルカリ性なので、髪が耐えきれずにちぎれる・溶けることになります。

さらに普通のストレート（縮毛矯正）にはこんなメリットとデメリットもあります。

【メリット】
・くせが完全にとれ、つるつるさらさらストレートヘアになれる
・一度施術をしたところはずっとストレートのまま

【デメリット】
・薬剤や技術者によっては、不自然なくらいの真っ直ぐさになってしまう
・ストレートをかけた部分とかけていない部分の差が気になる。髪が伸びると根本だけ不自然になる

このようなメリットとデメリットがありますが、端的にいうとストレート（縮毛矯正）は、
『見た目はすごく綺麗になるけど、ダメージが大きく中身はボロボロになる』という施術です。

でも、考えてみてください。いくら外側が綺麗になったとしても中身はボロボロスカスカでまるでミイラ状態の施術を良しとするかと言ったら抵抗がある人の方が多いと思います。

さらに、髪の自然な艶やコシは髪の中に栄養成分がぎっしりとつまっていなければ実現できないので、施術からの時間経過により、まっすぐだけどよく見るとボロボロで傷んだ髪になってしまうリスクが高いです。

それでもストレート（縮毛矯正）をしますか？と言ったら悩んでしまう方の方が多いのではないかと思います。

つまり、何が言いたいかというと、
『髪の見た目も綺麗になって、中身のダメージも抑えられるようなストレート』があったら良いよね。ってことです。

そんな食べたいけど痩せたいみたいな都合の良い施術があるわけない、、と言いたいところですが、実はあるんです！
最新の『弱酸性ストレート』は髪のダメージを最低限に抑えながら、綺麗にくせを伸ばすことができます！

【おすすめ：弱酸性ストレート】

通常のストレート（縮毛矯正）はカラーと同じアルカリ性の薬剤を使用するため、髪のタンパク質を必要以上に破壊してしまい、強いダメージが残ってしまいます。
特にブリーチをされた方はただでさえアルカリで弱った髪に、さらに強力なアルカリが接触するため、最悪の場合、髪が切れしまったり溶けてしまったりすることもあります。

一方で、『弱酸性ストレート』は髪の本来のpHと同じ弱酸性領域での施術をおこなうため、薬剤のダメージを最小限に抑えながらストレートの施術ができます。

さらに、弱酸性ストレートでは、弱酸性領域の中で髪のpHが少しだけ上がるため、キューティクルも少しだけ緩みます。その間に髪質改善トリートメントで栄養分をこれでもかと詰め込むことにより、くせを伸ばすのと同時に、髪の内側にたっぷり栄養補給をすることができます。

最後に

ここまでブリーチ毛の髪質改善について解説をさせていただきました。
ブリーチは髪を最も痛める施術のため、残念ながら一度の施術で必ず髪質が改善するわけではありません。
しかし、髪質改善の施術を半年〜1年間続けていただくことで、どなたも艶髪を手に入れることができると確信しています。

最後に少しだけお店の宣伝をさせてください。
髪質改善美容室NAOSは、名前の通り『髪質改善』に特化した特別なサロンです。
くせ・うねり・枝毛・切れ毛・まとまりにくい・パサつく・ツヤがない・ボリュームがない
そんな大人の女性が抱えるお悩みを解決する手段として、『髪質改善ヘアエステ』を用意しています。

施術が終わる頃には、あなたも髪本来の艶や手触りを取り戻した髪質へと変化していることをご実感いただけるでしょう。

余談ですが、当店（NAOS）ではブリーチの施術は承っておりません。
理由は単純で、『ブリーチのダメージ >> 髪質改善の補修効果』となり、ダメージを打ち消すことが難しいためです。

さらにブリーチの薬剤は活性酸素も大量に含まれているため、繰り返し施術を行うと頭皮へのダメージも蓄積していきます。活性酸素はブリーチには不可欠な成分ではありますが、髪や頭皮の細胞を片っ端から酸化させていきます。
酸化＝毛母細胞を壊すので、繰り返し施術を繰り返すと、10年〜20年後には生えてくる髪そのものが不健康になってしまい、肌と同じ様に『エイジング毛』の状態になってしまいます。

何より当店は髪質改善により健康で綺麗な髪を実現していただくためのサロンですので、ブリーチの施術はご遠慮頂いております。ご予約をご検討の際は、予めご了承ください。

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