【2022年最新版】枝毛・切れ毛でお悩みの方へ!原因と改善方法12選!

こんにちは!髪質改善美容室NAOS(ナオス)です!
本日は『枝毛・切れ毛』について原因と対策方法について赤裸々にお伝えしたいと思います。

例えば、
・前髪や髪の表面に枝毛が増えて来た気がする
・カラーやストレートの施術をしてから一気に切れ毛が気になるようになった
・若い頃は気にならなかったのに、気づいたら枝毛や切れ毛が増えてい

というお悩みの方必見です!

髪のお悩みはくせ・うねり・パサつき・ボリュームなど色々ありますが、今回のテーマである『枝毛・切れ毛』は髪ダメージがかなり進行してしまった場合に発生するお悩みです。

さて、大切なことなので、まず最初にお伝えしたいのは、

『すでにできてしまった枝毛・切れ毛を完璧に直すことはできません』

ということです。しかし、

『正しい施術とヘアケアの組み合わせで髪質改善を行い、進行を防ぐことはできます』

枝毛や切れ毛はもともとの髪質に加え、髪へのダメージが蓄積することにより発生します。
本記事では、『枝毛の切れ毛の症状』『原因』『解決方法』の3ステップでお伝えしていきます。
ぜひ、目次より気になる項目をご覧ください。

目次

【STEP1】そもそも枝毛と切れ毛って?

髪のお悩みはくせやうねり、広がり、ボリューム不足など色々ありますが、その中でも枝毛と切れ毛って何故か一緒にされることが多いですよね。
そんな枝毛と切れ毛について、髪が具体的にどのようになっているのかをお伝えします。

実は枝毛と切れ毛は同じもの?

実は、枝毛と切れ毛は本質的には同じお悩みです。症状の出方によって枝毛と切れ毛とそれぞれ呼ばれています。
枝毛や切れ毛は エイジング毛やもともと髪が細いなどの先天的な髪質に加えて、美容室の施術や毎日のヘアケアにより髪にダメージが蓄積されることにより進行します。
健康な髪の毛は1本1本がキューティクルでしっかりと守られていますが、ダメージによってキューティクルがめくれていきます。
さらにひどい場合にはキューティクルが剥がれ落ちてしまい、髪の中身が流出し、スカスカになり空洞化も起こります。

髪にはもともとキューティクルや成分同士が結合する力が存在しますが、ダメージが進行しすぎるとキューティクルのはがれや、中身の成分が流出すると髪を守る結合の力が失われ、髪が切れやすくなります。
さらに、髪に枝毛が切れ毛ができる状態になると、ちょっとした衝撃を受けるだけで更にダメージを受けやすくなるため、枝毛や切れ毛がダメージを生み、ダメージが枝毛や切れ毛を生むという悪循環に陥ってしまいます。

枝毛と切れ毛はどこが違うの?

枝毛や切れ毛が髪のダメージによって引き起こされることはご説明しましたが、
ダメージによる髪の切断の方向が、

髪の結合が縦方向に切断 → 枝毛

髪の結合が横方向に切断 → 切れ毛 


といわれています。また、切れ毛は傷んでいる部分でプチプチと髪が切れてしまうことを指しますが、枝毛ははいくつか種類があります。ダメージの入り方やもともと髪質により、これらのいずれかあるいは複数が症状として発生します。

どんなケアが必要なの?

残念ながら、現在の技術では枝毛や切れ毛が発生したあとでもとの状態に戻すことはできません。枝毛や切れ毛が発生している時点で、髪は不可逆的なダメージを受けています。
キューティクルが剥がれ、中の栄養成分を流出している髪は、例えるなら枯れ木のようなものです。
枯れ木にいくら水を与えても復活することのないように、トリートメントやシリコン入りのシャンプーでケアをしたとしても、さらなるパサつきを引き起こすだけで、根本的な改善をすることはできません。

さらに枝毛や切れ毛の断面に物理的な衝撃が加わるとさらに髪が裂けたりちぎれたりして症状が悪化します。
そのため、症状が出ている部分はしっかりとカットし、ダメージの進行を抑えることで他の髪を枝毛や切れ毛にしないためのケアが必要です。

具体的なケア方法は【STEP3】枝毛・切れ毛の解決方法12選をご覧ください!

【STEP2】枝毛・切れ毛の原因を徹底解説

髪の乾燥

髪がダメージを受ける度に表面のキューティクルが剥がれたり、内部の栄養成分の流出が進んで行きますが、同時に水分も失われていきます。
髪は水分を失い乾燥が進むとしなやかさが失われて行きます。
見た目や手触りではパサつきという自覚症状として現れますが、そのような状態の髪は物理的な衝撃にも弱く、髪同士の摩擦や日々のお手入れでも枝毛や切れ毛へと進行します。

加齢による髪質の変化

加齢による髪質の変化はエイジング毛とは呼ばれ、くせやうねり、広がり、ボリュームの減少など様々な変化があるのです。
枝毛や切れ毛は直接生えてくることはありませんが、毛穴のたるみによるくせ毛により部分的に弱い部分ができたり、頭皮の血行不良により栄養分が少ない髪が生えることにより、枝毛や切れ毛になりやすい髪が生える状態になります。

ホルモンバランスの変化

特に女性はホルモンバランスによる変化を受けやすいと言われています。
髪が生えたり成長するのには女性ホルモンが関係していますが、年齢を重ねるごとに分泌量は減少していきます。
それにより髪を生やす力が少しずつ弱くなり、毛髪が細くなったりボリュームが減少したりすることにより、ダメージによる変化を受けやすく、枝毛や切れ毛になりやすい状態になります。
また妊娠出産の前後で髪質が変わるご経験をされた方もいらしゃると思いますが、これもホルモンバランスの変化が原因です。

生活習慣

人間の体が食べたもので構成されているように髪も食べ物から形成されます。
そのため、栄養バランスが偏ってしまうと髪の毛にも当然悪影響ができます。
また、睡眠の習慣も大切です。髪の毛は成長ホルモンが分泌される睡眠中に伸びるので、睡眠不足は髪にとっても大敵です。

施術のダメージ

様々なダメージにより髪のキューティクルのゆるみや剥がれ、さらに髪内部の栄養分が流出することで、髪が形を保っていることができなくなり、枝毛や切れ毛の原因となります。
髪の一部が枝毛や切れ毛になると他の髪も同じくらいダメージを受けている予備軍になるのですぐにケアしましょう。

誤ったヘアケア

ご自宅でされるホームケア。あまり重要視されていませんが、方法や商品の選び方にダメージの原因となる場合があります。
せっかく美容室でいい施術をしてもケアの方法によっては効果を半減させたりすぐに奪ってしまう可能性もありますので、ぜひこれを機会に、正しいホームケア方法を学んでみてください。

【コラム:細毛さんは要注意?枝毛・切れ毛になりやすい髪とは?】

軟毛(細毛)と硬毛(剛毛)は生まれつきの髪質の違いですが、具体的にどこが違うのかご存知でしょうか?
実は、軟毛の方も剛毛の方の髪の間充物質と言われる芯の部分や栄養分の量は同じです。
ではどこが違うのかと言うと、キューティクルの層の厚みの違いです。

硬毛と軟毛の違いのイラスト

硬毛の人はキューティクルが何層にも重なり分厚い層になっているのに対し、軟毛の方はキューティクルの枚数が少なく層も薄いという特徴があります。
そのため、同じ衝撃を受けたとしても受けるダメージが違います。
同程度のダメージを受けたとしても、硬毛の人はキューティクルに小さな穴が空き、中の栄養が少し流れる程度で済む衝撃でも、軟毛の人の場合は大きな穴に発展してしまい、間充物質(栄養分)が大量に流出してしまい、取り返しのつかないダメージになってしまうこともあります。

このような髪質の違いにより受けるダメージが変わってくるため、軟毛の人は硬毛の人よりもよりヘアケアに注力していきましょう。

硬毛と軟毛のダメージの違いのイラスト

【STEP3】枝毛・切れ毛の解決方法12選

女性の後姿の写真

いよいよ切れ毛・枝毛の解決方法です!大きく分けると次の3種類に分けられます。

【生活習慣に気をつけよう】
・これから生えてくる毛髪の状態を良くための環境を作る。
・ただし、今の髪の状態を変えることはできません。
【正しいホームケアをしよう】
・今の髪のダメージをできる限り抑えて、これ以上ダメージが進むのを抑える。
・美容室の施術を長持ちさせる効果もあり。
【美容室ではダメージの少ない施術を受けよう】
・今の髪のダメージを極力増やさずに綺麗にできる。
・これから生える髪の改善はできない。

即効性は、

美容室 >>> ホームケア >> 生活習慣

根本的な解決としては、

生活習慣 >>> ホームケア >> 美容室

の順番となります。

枝毛や切れ毛の原因は複合的な要素が複雑に絡み合っていることが多いので、
すべては難しいと思いますが、できる範囲でたくさんの改善方法を並行して行うことが望ましいです。
また、髪が伸びるスピードは1ヶ月で約1cmと言われているので、生活習慣だけで髪の入れ替わりを待つのは必要な期間が長すぎるためおすすめしません。

ということで、
①美容室で髪を綺麗にする
②ホームケアで維持する
③生活習慣でこれから生える髪を元気にする


の順番で、短期的に今の髪を綺麗にしつつ、長期的な髪を元気にする活動を並行していくのがおすすめです。
ここから個別の対策についてお伝えしますので、是非できそうなものから取り入れてみてください。

【生活習慣に気をつけよう編】

現代を生きる女性は仕事に子育て、プライベードと多忙なことも多く、ついつい子供や家族中心の生活リズムとなり、生活習慣も乱れがちだと思います。

この項目も『わかっているけど現実は厳しいんだよなぁ』という内容です。

当たり前のことですが、健康な髪は健康な体から生まれます。
できる限りでも大丈夫ですので、少しずつでもできそうなものから生活に取り入れてみてください。

①バランスの良い食生活

食事のバランスに気をつけましょう。きっと何万回も言われてきてると思います。
でもきっと大切だから色々なところで言われているのではないでしょうか。
基本的なことですが、まずはここから気をつけてみましょう。

【規則正しい食生活をしよう】
食事を抜いたり逆に食べ過ぎたりと不安定な食生活は髪にも体にもよくありません。
食事のバランスが悪いとせっかく栄養を摂取してもうまく吸収しきれなかったり、せっかく吸収した栄養素をうまく活用できなかったりします。

【亜鉛とビタミンを摂ろう】
亜鉛とビタミンは毛髪を合成するために必須の栄養素です。
亜鉛は牡蠣などの魚介類、肉類や卵、お手軽なものだとナッツにも含まれています。
ビタミンや野菜類はもちろん豚肉から摂取するのもおすすめです。
でも、いくら髪に良いと言っても摂り過ぎはNGなので、しっかり色々な食材を食べましょう。

【脂質はそこそこで】
脂質が良くないのは皆さんお分かりだと思います。でもやっぱり美味しいのでついつい食べちゃいますよね。でも、脂肪分を取りすぎると頭皮からの脂の分泌も増え、毛穴が詰まって薄毛や脱毛の原因になることも…。
少しだけ気を使って肉を控えて魚を取り入れるところから始めてみましょう!

②十分な睡眠

睡眠中の成長ホルモンの分泌によって毛母細胞も活発に動くので、睡眠もとっても大切です。
仕事やご家族の都合で難しいかもしれませんが、頑張って見直してみてください!

【お風呂は寝る1〜2時間前】
寝る1〜2時間前にお風呂に入ることにより一時的に体温が上がり、その後布団に入ることにちょうどよく体温が下がり寝付きがよくなります。
また、お湯の温度は40℃以下がおすすめです。お風呂が熱すぎると交感神経が活発に活動し、睡眠の質が下がってしまうので要注意です!

【寝る前にはストレッチを】
ストレッチをすることにより、体がリラックスするのと同時に血流がよくなり、寝付きやすくなったり眠りが深くなる効果があると言われています。
寝る前に5〜10分程度のストレッチをしてからが布団に入ればばっちりです!
さらに、寝る前1時間くらいはスマホやテレビなどの強い光を見ないようにできると理想的ですね!

【適切な睡眠時間の確保】
人間に必要な睡眠時間は個人差がありますが、平均的には6〜8時間程度のことが多いです。
目安としては、日中の活動に影響が出ない程度の睡眠時間を確保するよう心掛けると良いでしょう。
必要な睡眠時間には個人差があり、短くても平気な方や、長時間眠らないと生活に支障が出る方もいますので、自分に必要な睡眠時間を確認し、その分の時間を確保できるようにしましょう!

【朝には太陽の光を浴びる】
起床してからすぐに太陽の光を浴びましょう。窓から1メートル以内、15秒以上がおすすめです。
体内時計がリセットされ、頭や体が覚醒し、活動モードに入ります。
人間は太陽の光を浴びると14〜16時間くらいにメラトニンという物質が分泌され眠くなるメカニズムを持っています。これにより生活リズムを整える効果も見込まれます!

③適度な運動

髪を生やすためには、頭皮の血行を良くし、毛母細胞に十分に栄養を届けることが必要です。
適度な運動は体全体の血行を促進し、頭皮にもたくさん血液がめぐるため、髪の健康のためにはとても大切な要素です。
とはいえ、あまりにも激しすぎる運動は、体にも良くないですし、三日坊主の原因にもなりかねないので、まずは、1駅分や近所のコンビニまで歩いてみるなど無理のない範囲で体を動かしてみるのもおすすめです。

④頭皮マッサージ

頭皮には蜘蛛の巣状に毛細血管が張り巡らさせているので、マッサージをすることにより、頭皮の血流を促進し髪の生える力をサポートします。
さらに下から上に頭皮を動かすことにより、たるみ防止や頭のツボを押す効果もあります。

【おすすめ!】1日1~2分でできるかんたん頭皮マッサージ
①耳の上あたりに手を当てて、手の平や指の腹を使って目尻が動く程度の強さで下から上へ手を動かします。
②同じように前頭部や後頭部も頭皮を下から上に持ち上げるように動かします。

【注意】髪の毛同士や手と髪をこすらないようにしてください。(摩擦によるキューティクルの剥がれ防止のため)

【正しいホームケアをしよう編】

ホームケア?と言われてあまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、実はとっても大切な要素です。

どのくらい大事か美容室と比べてみると、
●サロンケア → 多くて月1回 年間12回
●ホームケア → 残りの30日  年間353回

このように1年間で比較すると比べ物にならないほどホームケアの回数の方が多いです!

そのため、どんなに美容室で素晴らしい施術をしてもホームケアをおろそかにすると、髪のダメージがどんどん進行することになりかねません。

でも、意外と正しいホームケアを教えてくれる美容室は少ないですよね。
(美容室でたくさんトリートメントをしてもらうため?と邪推したりしてます笑)
ここではそんな出し惜しみはせずに、ホームケアの方法をきちんとお伝えしていきます。

⑤シャンプー

シャンプーはできるだけ良いものを使いましょう。
重要度で表すと、シャンプー>>トリートメントです。
予算の都合などでどちらか選ぶ必要がある場合は、トリートメントよりもシャンプーに投資をしてください。

その理由は、ドラッグストアのワンコインくらいまでで買える商品は洗浄力が強すぎて、せっかく美容室でいいトリートメントをしてもコーティングの成分をすぐに剥がしてしまうからです。

美容室のトリートメントは髪内部への栄養補給と表面のコーティングで構成されていますが、このコーティングを無理やり剥がしてしまうことは=髪のダメージとなり、さらに髪の内部の栄養補給が流出する穴を作ってしまうことにもなります。

具体的にはアミノ酸が含まれたシャンプーがおすすめですが、市販品だとボタニストなどが比較的お手頃な価格でおすすめです。

【シャンプーの使い方】
①ブラッシングで汚れを取りながら毛先から絡まりを解き、洗髪中の引っ掛かりによる痛みを防ぎます
②予洗い。38℃程のぬるま湯で地肌の皮脂や汚れを落とすように、1〜3分かけてしっかりと洗いましょう(40℃の熱いお湯を使うと頭皮に負担がかかり、乾燥しやすくなります)
③シャンプー剤を手のひらにとり、少量のぬるま湯を加えて、十分に泡立てます。
④地肌を洗う。洗うときは髪ではなく、頭皮を爪を立てずに指の腹で洗います。
このとき、髪同士をこすり合わせないように注意しましょう。(摩擦によるダメージの原因となります)
⑤お流し。シャンプーをしっかり洗い流します。シャンプー液は頭皮に残らないように、3分を目安にしっかりとすすぎましょう。髪の多いところや生え際、耳の後ろなどの洗い残しに注意して、まんべんなくすすぎましょう。

⑥トリートメント

【トリートメントの使い方】
①シャンプーを流した後、髪の水気をかるくしぼります。
②適量のトリートメントを手のひらにとります。
③まずは毛先になじませ、徐々に髪の上の方につけていきます。(頭皮につかないように)
ダメージが気になる部分には重ねて塗りましょう。
④規定の時間で放置し、髪にしっかりと補修成分を浸透させます。
⑤お流し すすぐに髪をこすらないように、髪の根元にシャワーを当てるようにして、ぬるつきがなくなる程度に流しましょう。(髪がきしまないくらい。毛先は流しすぎないように)

⑦洗い流さないトリートメント

タオルドライの後はドライヤーで乾かす前に『洗い流さないトリートメント』を使いましょう。洗い流さないトリートメントを使うことにより、ドライヤーの熱から髪を守り、ダメージを予防します。

【洗い流さないトリートメントの使い方】
①適量を取り、手のひらに広げます。
②髪の中間〜毛先を中心にやさしく揉み込む様になじませます。
③特に痛みが気になる部分には、少量を重ね付けしてもOK!
※髪の根元にトリートメントをつけすぎると、ベタついた印象が出てしまうので要注意。

⑧ドライヤー

洗い流さないトリートメントで髪を整えたら、ドライヤーでしっかりと乾かします。

ドライヤーをかける女性のイラスト

【髪が傷みにくい乾かし方】
①強めの温風で髪の根元を中心に髪の中側から全体を80%ほど乾かします。
②弱めの温風で前髪に、左右両側から風を当てて乾かします。
③全体を弱めの温風でしっかりと乾かしながら整えます。
④仕上げに冷風を全体に当てて、髪に残った熱を逃します。
※仕上げの冷風は予熱による髪のダメージ進行を防ぐとともに、髪表面のキューティクルを整えて、ツヤをプラスしてくれます。

【ポイント】
・ドライヤーの吹き出し口を髪や頭皮から20cmほど離してください。
・同じ場所に温風があたり続けるとダメージの原因になるので、もう一方の手で髪をちらしながら乾かしてください。
・オイルを付けた状態でドライヤーをすると髪の温度が100℃以上まで上昇し、ダメージの原因となります。

⑨ブラッシング

あまり意識してる方は少ないかもしれませんが、過度なブラッシングは厳禁です。
キューティクルが剥がれる原因になり、髪が物理的なダメージを受ける原因になります。
といいつつ、ブラッシングは頭皮の血行を良くする効果もあるため、頭皮環境を整えるのにも大事です。

【ブラシの選び方】
キューティクルを傷つけないように、できるだけ目の詰まっていないものを選んでください。
・毛量の多い、硬い人 → スケルトンブラシ
・毛量の少ない、柔らかい人 → クッションブラシ
・まとまりを出したい場合 →デンマンブラシ
・髪が傷んでいる場合 →ジャンボコーム


【ブラッシングのタイミング】
①シャンプーの前 →髪や頭皮の汚れを落とすため。
②起床後 →頭皮をやわらかくし、血行を促進するため。

前髪から後ろ、襟足から後頭部、側面から頭頂の方向に、毛髪を持ち上げるようにブラッシングをしてください。時間は1分が目安です。

【美容室ではダメージの少ない施術を受けよう編】

美容室を選ぶ基準はなんでしょうか?きっと価格という方も多いと思います。
ですが、美容室目線から分析をすると安い価格で提供できるのにはそれなりに理由があります。

特に薬剤はお客様が直接目を触れる機会はないので、目茶苦茶なコストダウンをしている美容室が非常に多いです。薬剤に安いトリートメントを混ぜて増量したり、ひどいところだと文字通り水で薄めて水増ししてる場合も…。

カラーやストレート(縮毛矯正)は特に使う薬剤によって仕上がりが大きく変わるので、髪に優しいメニューや薬剤を使っている美容室を選んでみてください。

得に『髪質改善』は髪の中に栄養成分をしっかりと閉じ込めて、見た目でだけでなく内側から髪を綺麗にできるメニューですのでおすすめです!

⑩ダメージの強い毛先はしっかりカット

現在の毛髪科学では、既に枝毛や切れ毛になってしまった髪をもとに戻すことはできません。
枝毛や切れ毛の断面は枯れ木の枝を折ったようなトゲトゲの状態のため、そのまま放置しておくと髪同士の摩擦や少しのひっかかりでも、ささくれやさけるチーズのようにダメージが進んでしまいます。
そのため、枝毛や切れ毛は放置せず、すぐにケアをすることをおすすめします。

セルフカットの方法
『散髪用のハサミで枝毛や切れ毛は毛先から5cmくらい上を髪と垂直にカット』

散髪用ハサミ…ダイソー等の100円ショップでも売ってます。普通のハサミは断面がざらざらなるのでNGです。
毛先から5cm…枝毛や切れ毛は先端の穴からストローのように髪内部の栄養分の流出しているため、先端だけカットしてもすぐに髪が裂けて枝毛や切れ毛が再発してしまいます。
髪と垂直にカット…断面積をできるだけ小さくするために、カットの時にハサミが斜めにならないように注意してください。

美容室でのカットの場合は、美容師のプロとしてのカット技術やサロントリートメントでの栄養補給を同時にできるため、毛先の枝毛や切れ毛ギリギリでの施術ができる場合もあります。
しかし、セルフカットの場合は毛先のダメージコントロールをしながらのケアは難しいため思い切って長めのカットをおすすめします。

他の髪もダメージが進行していつ裂けたり切れたりするかわからない予備軍になっているので、これ以上の被害を出さないために⑪髪質改善トリートメント⑫髪質改善カラーの施術でダメージの修復をすることもおすすめです。

⑪髪質改善トリートメント

先ほどご紹介して、最近耳にすることも増えてきた『髪質改善』ですが、実はメニューとしての定義は決まっていないんです。
髪のことをしっかり考えて、髪の内部に栄養補給をしっかりしているサロンもあれば、逆に普通のトリートメントに髪質改善と名前だけつけているサロンもあるのが現実です。

事前に見分けるのはなかなか難しいですが、本物の髪質改善を行うサロンは施術後に時間が経っても髪質がもとに戻りにくく、綺麗な状態をキープしてくれます。

【NAOSの髪質改善】

当店の髪質改善はもちろん本物です。トリートメントも最善の効果を実現するためお時間を頂いてしまいますが、4浴式の薬剤で髪にたっぷりと栄養を補給し、さらに髪の表面に『疎水化』のコーティングを行います。
若い人の髪が水を弾くように、髪は本来水を吸収しにくい性質を持っており、髪に必要以上の水分が入ると膨潤といってふやけた状態になりダメージの原因となります。
このダメージを防ぐため、栄養補給と同時に『疎水化』も行います。

更に当店のこだわりとして、シャンプーの際に『マイクロバブル』が含まれた特別な水をしています。全国に美容室は約25万件あると言われていますが、そのうち0.1%の美容室にしかない最新技術を導入しています。
『マイクロバブル』は炭酸の約2,000分の1の大きさの小さな空気の泡です。炭酸が弾ける力によって汚れを落とすのに対して、マイクロバブルは毛穴よりも遥かに小さいので、毛穴の中までマイクロバブルが入り、汚れを吸着して落とすことができます。

炭酸とマイクロバブル(marbb)のサイズ比較

そもそも何故汚れを落とさければならないかと言えば、お化粧をする時に前日のメイクの上からファンデーションを重ねてごまかすことはありませんよね?
髪も肌と同じようにしっかりと汚れを落として素髪の状態に戻ることにより、トリートメントの施術もより効果的になります。

【NAOSの髪質改善(髪質改善カットエステ)】について詳しくはこちら

⑫髪質改善カラー

実はカラーはダメージの強さランキングで1、2を争うメニューです。その理由は、髪のもともとの色素を取り除き、カラー剤の色素を髪の中に入れるためにはキューティクルを開かなければならず、もともと弱酸性の髪を無理やりアルカリ性にしているからです。

髪はアルカリ性に傾くとキューティクルが開き、元々の色素を破壊したり新しい色素を入れることができるようになるのですが、この時にキューティクルや髪の細胞も一緒に破壊されることにより、髪へのダメージが残ります。

現在の毛髪科学では、髪をアルカリ性に傾けずに染める方法は存在せず、ヘアカラーとダメージは切っても切れない関係になってしまっています。
つまり、カラー剤を塗布してからの20〜30分くらいの待ち時間は、髪を染めてる時間であるのと同時に髪にダメージを与えている時間でもあるのです。

そんなカラーのダメージを最小限に抑える方法として『時短カラー』があります。

【おすすめ:時短カラー】

時短カラー写真


そこで当店は選びぬいた特別な薬剤を使用した『時短カラー』を採用しています。
通常のカラーと同じようにカラー剤を髪に塗布した後、特別な『時短カラー剤』をスプレーすることにより、髪質や色味による個人差はありますが、待ち時間を最大で3分まで短縮することができます。

そもそも、カラーの待ち時間とは何のための時間かご存知でしょうか?
実はカラー剤の色素自体は数分で髪の中に入るのですが、そのままではすぐに抜けてしまうため、時間を置くことにより物理的に色素のサイズを大きくし、髪から抜けにくくしています。

そのための『色素が大きくなるの待ち』がカラー待ち時間の正体です。

当店の『時短カラー剤』はこの『色素を大きくする工程』を促進し、最大で3分まで縮めることができます。
カラー剤が髪と接触している=髪がダメージを受けている。ということなので、
時短をすることで、『接触時間が減少する=髪のダメージも減少する』となります。

さらにダメージを抑えて髪の体力を残してくれるので、色持ちが良くなる効果もあります。

【時短カラー(髪質改善カラーエステ)】について詳しくはこちら】

【最後に】

この記事では枝毛や切れ毛の原因、解決方法について解説させていただきました。
枝毛や切れ毛はもともとの髪質に加えて、ダメージの蓄積により引き起こされるので、
しかし、解決方法12選でご紹介した方法に取り組んでいただくことにより、今の髪やこれからの髪の髪質を改善して、より綺麗な髪をめざしていただきたいと思います。

繰り返しになりますが、枝毛・切れ毛のお悩みを最短で解決するためには以下の流れがおすすめです!
①髪質改善に特化した美容室での施術(今の髪を綺麗にする)
②正しいホームケア(①の綺麗な髪を維持して育てる)
③生活習慣を改善する(これから生える毛髪を健康にする)


人それぞれ、実践できることや難しいこともあるかもしれませんが、
この記事を見てひとつでも参考になることが見つかればとても嬉しいです。

ということで最後に少しだけ当サロンの紹介をお許しください。

髪質改善美容室NAOSは、名前の通り髪質改善』に特化した特別なサロンです。
枝毛・切れ毛・くせ・うねり・まとまりにくい・パサつく・ツヤがない・ボリュームがない

そんな大人の女性が抱えるお悩みを解決する手段として、髪質改善ヘアエステを用意しています。

施術が終わる頃には、あなたも髪本来の艶や手触りを取り戻した髪質へと変化していることをご実感いただけるでしょう。

ご予約について

NAOSは、専任スタイリストがあなたをお迎えできるように完全予約制となっております。
ご予約はLINEもしくはWEB予約にて承っております。

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当店では施術中のお客様と向き合うため電話でのご予約は承っておりません。
ご質問・ご不明点がございましたら、お問い合わせよりご連絡ください。
店舗のご案内

〒411-0855
静岡県三島市本町2-18 田村ビル2F
営業時間:9:00〜19:00
定休日:年末年始(12月30日〜1月3日)

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